親しき仲にも離別感

「離別感」って言葉を聞いたことがあるでしょうか?

私は今、
心理学を学んでいます。


悩めるお母さん方のお役に立てるように、、、というのもありますが、
圧倒的に自分のためですね。

生きていく上で、
育児ほどブレるものがあるのでしょうか、、、、。
ブレるのが一番良くないと聞きますが、
ブレッブレの私には耳が痛い話です。

「これでいい」と思っていても、
よそのお子さんを見て焦ったり、
他のお母さんの話を聞いて、
不安になったり。

我が子の姿を見て、
「自分の関わりのせいでこうなってしまったのではないか、、、」と感じたり。

子供たちが何かした時には
必ず親御さんの話になります。

「あそこの親は〜〜よねー」みたいな。



そのようなプレッシャーの中で子育てをされている方も多いと思いますし、
私もその一人だと思います。



私の習っている心理学の先生は、
「親しき仲にも離別感」
というお話をよくされます。


自分のお腹から生まれてきた子供であっても、
違う人間であるということを忘れてはいけないということなんです。

親子というのはどうしても「一体感」をもち、
子供がこちらの思うような反応をしなかったりすると腹が立ってしまう。

違う人間同士なのに、
自分と同じようにしてくれないと「あれ?」と思う。


どのような子供であるか?
ということが、
「母親としての評価」のように感じがちですが、
双子さんで、
同じように育てられてても、
全く一緒に成長しないのと同じで、
もともとそのお子さんが持っている遺伝子があり、性格があるのです。


「離別感」というのは、
良い意味でお子さんと距離を持ちましょうということだそうです。

親子であってもそれぞれの人生なんだと。



偉そうなことを書きましたが、
最近、時間に追われている私は、
息子にきつく当たってしまっていました。

息子が忙しいわけではないのに、
私のバタバタ感に巻き込んでしまっています。

私は
「あんたら(主人と息子)の世話ばかりして、私もやりたいことやりたい!」なんて言ってしまう、
器の小さな母親なんです、、、、

息子の方がずっと大人です。

「たまには自分の好きなことを先にして」と言ってくれます。
気を遣わせてしまっています。

私がよっぽどイライラしてしまってるんでしょうね、、、、。

家族に対して
「私も忙しいんだから、あなたももっと動いてよ!」
「私の大変さ理解して!」
という無意識にやっている一体感。

ダメですね、、、。
迷惑でしかない。

私、ちょっと休憩しようっと、、、。

「親しき仲にも離別感」
永遠のテーマです。
























あいちょ助産院

みんなちがって、みんないい

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