赤ちゃんも立派な一人の人間

トイレシリーズ第二弾です。

私、これに深く共感しております。

今まで多くの赤ちゃんに出会わせて頂き、
私には確信となった一つの思いがあります。

「赤ちゃんも立派な一人の人間」
ということです。

何を当たり前のことを言ってるんだ?
と思われるかもしれませんが、、、、

赤ちゃんたちは話せないし、
トイレで用を足すことも出来ない、
ご飯も用意してもらわないと食べられないし、
身体的に出来ないことはいっぱいあります。

ただ、それだけだと思っています。

赤ちゃんだって、嫌な思いもすれば、嬉しいこともある。
生きてる時間が短いから、
経験したことが少なくて、
勉強してないから知らないことが多いだけで、
あとは同じだと感じています。

泣いてばかりの赤ちゃん。
「寝たいのに眠れない」
「退屈だ」
「お腹減った」
「その抱き方は嫌だ」
「寂しい」・・・

必ず理由があります。

大人は言葉にすることが出来ますが、
赤ちゃん達はまだそれが出来ないから、
こちらがそれを知ろうとしないとわからないのです。
お子さんが話せるようになってからも同じです。
彼らなりに、
彼らなりの意思があるのです。

それを大人の経験から得た判断や、
「子供はまだ未熟だ」という根底にある思いで、
お子さんの考えてることを
大人の勝手な思いで決め付けてしまうことは
時にお子さんの可能性に蓋をしてしまうことになるのです。

我が子に、
「大人として素晴らしいアドバイスをしてあげたい。」
私もそう思います。

しかし、お子さんの話を聞く前のアドバイスは、
「今のあなたのままではいけないんだよ」
というメッセージを伝えてしまうことにも
なり得るのです。

私は
子供が発するメッセージを受け取ろうとする姿を見せ続けるという、
小さな積み重ねをもって、
「私はあなたが大好きだ」というメッセージが息子に伝われば良いなぁと思っています。

人生において力になるものの、
ベスト1位は

「自分が好きだ」という思い

と私は思っているので、
親として、
難しいことは全く伝えられないけど、
「あなたは素晴らしい人だ」ということが
息子に伝わるように   
話を聞くことを意識しています。

*意識しているということは、
まだまだ全然聞けてないということなんですがね、、、、

お話が出来ない赤ちゃんと気持ちが通じ合ったと感じた時は、嬉しくなります。
色々と伝えようとしてくれてたんだなあと思います。

何故泣いてるのか?
なんてすぐにわからなくてもいいのです。

一歩下がって、客観的に、
興味を持って赤ちゃんの様子を見てるとヒントがあることもあります。

全てを理解しようとしなくても良いのです。
言葉を話せる大人でも100パーセント理解し合える仲というのはありませんもんね。

「知りたい」って思ってもらえるだけで、
人間って結構、満足できてしまうものなのではないかと思います。

これ、夫婦関係にも同じことが言えるかも、、、














あいちょ助産院

みんなちがって、みんないい

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