もしも赤ちゃんが吸ってくれない場合は?
前回は母乳生産工場を大きくするには、
産後3日めくらいまでは特に
赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことが大切だと申しあげました。
ただ、
ままこの
「おっぱいを赤ちゃんに吸ってもらう」
ということが、
時にママを悩ませてしまうことがあります。
赤ちゃんは、
自分の舌の上にママの乳首が乗ることによりおっぱいを吸うんです。
しかし、
乳首が短めだったり、へっこんでいたりすると、
赤ちゃんの舌の上に乳首が乗りにくい時が
あるんです。
時間と共に、乳首はよく伸びるようになり、赤ちゃんも成長し、
ママのおっぱいを吸えるようにはなるのですが、
その日が来るまで1ヶ月くらいの時間が必要な場合もあるのです。
簡単に1ヶ月と言っても長いです。
悲しくなったり、辛くなったりしてしまいます。
おっぱいをあげようと思ったら、赤ちゃんが泣いてしまう。
「私のおっぱい、嫌いなのかな、、、」
そんな風に思って、一人で泣いてるママにお伝えしたいことがあります。
赤ちゃんは、あなたのことが大好きです。
ただ、
「ママ、おっぱい吸いたいんだけど、吸えないよ」とか、
「どうやったら、ママのおっぱいを吸えるの?」
って伝えているだけなんです。
あいちょ助産院では
赤ちゃんがおっぱいを飲めるように練習しています。
どのママの乳首も、赤ちゃんに合わせた形になります。
少し時間が必要なだけなんです。
赤ちゃんがママのおっぱいを吸えるその時まで、
ママには搾乳を勧めています。
お産後すぐはまだ母乳は沢山出ないのですが、それでも搾乳をお勧めしています。
搾乳しておけば、ママの身体は
「赤ちゃんが母乳を必要としている!」
と認識し、母乳生産工場を大きくしてくれるのです。
赤ちゃんがは急にママのおっぱいを吸えるようになったりします。
その時に、
ママのおっぱいから沢山母乳が出るようになっていれば、
赤ちゃんは、
「あれ? 美味しい何かが出てくるではないか!」と
理解し、記憶します。
そこからの切り替えの早さと言ったら!
赤ちゃんはママのおっぱいをぐいぐい飲むようになるのです。
私はこのような赤ちゃんを何人も見てきました。
もし、今、赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれなくて悩んでおられるママ。
今、吸えないだけなんです。
ずっと吸えないんじゃないんです!
タイミングがきます!
そのタイミングが来る日までは、搾乳はしてくださいね。
そして、いつでもあいちょ助産院にも、ご連絡ください!
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