おっぱいのしくみ

これ、木なんですが、、、、

乳腺に似てるんてす。

幹が乳管(作られた母乳が出口に向かうための道)で、細かい枝達の集まりが乳腺葉(母乳が作られる工場)みたいな感じとでもいいますか。

この写真は、妊娠されて乳腺(乳管や乳腺葉の総称)が増えていっている様子なんですが、

産後に乳腺は物凄く増える(活発になる)んです。

こんな感じでしょうか。

ただ、この乳腺、ママと赤ちゃんに対しての忠誠心が半端ないんです。

例えば、産後、赤ちゃんが何度も何度もママのおっぱいを吸っていると、

「母乳を作らねば！」と思うわけです。

特に、産後3日間は、基礎工事期間であり、

この時点で工場の枠組みを作ってしまうところがあるんです。

工場の大小が決まるのがこの時期なんです。

産後3日間は母乳はまだ少ししか出ません。ママによってはまだ出ない方もいらっしゃいます。

それでも赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらっていると、工場はどんどん大きくなるのです。

何故なら、乳腺はママと赤ちゃんへの忠誠心が半端ないからなんです。

期待に応えようと必死に工場を大きくします。

いつか沢山の材料(血液)が担ぎこまれてきて、それを製品(母乳)にする日のために。

ママに知っておいて欲しいことは、

この、産後3日間でどれだけ工場を大きくしておくかどうかが、退院後の母乳育児を左右するポイントになるということなんです。

「赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうこと」

このことがとても大切です。

次に続く、、、