昨日一ヶ月検診で出会ったお母さんへ

昨日、通勤前に撮った写真です。

自粛してる間に6月になっていました。

私たち人間はアタフタしたり、

ストレスが溜まったり、不安になったり。

でも、人以外の生き物にとっては

何にも変わらない日常だったんでしょうね。

今日のブログが、昨日お話しを聞かせてくださったお母さんに

読んでもらえますように、、、

そんな思いで書かせて頂きます。

そのお母さんは上のお子さんが1歳半、

そして下のお子さんが昨日は一ヶ月検診でした。

「かまってあげられなくて上の子が可哀想」

そして、

「泣いててもすぐに抱っこしてあげられない時もあってこの子(下のお子さん)も可哀想」

そうおっしゃって、

涙されてました。

「実家から帰ったらうまくやれるか不安」

ともおっしゃってましたね。

同じような状況で育児をしてきた友人が私にはいます。

下の子が生まれた時に、

上の子は1歳ちょっと。

座ってゆっくりご飯を食べることも、

ゆっくりお風呂に入ることも、

落ち着いて授乳することも、

散歩にじっくり付き合ってあげることも。

全部、中途半端で、

上の子にも下の子にもどちらにも充分な愛情を注げてなかったと言っていました。

お兄ちゃんとその下に双子ちゃんの兄妹を持つ友人もいます。

その友人はいつも私に(私は息子が一人なので)

愛情をたっぷりもらえる〇〇くん(息子の名前)は幸せだよ。って言ってくれてました。

私は縁がなくて、

息子一人となりました。

息子が七夕飾りに

「妹が来ますように」

と書くたびに胸が痛みましたが、

兄妹のことで悩む友人の話を聞いていると、

私にはわからない思いがいっぱいあるんだろうなとも思っていました。

私は私なりに兄妹がいない息子に申し訳ない気持ちがありました。

周りから

「一人っ子は可哀想」と

何度言われたことでしょうか。

そういうの、

言わないで欲しいですよね、、、、。

私は4人兄妹。

兄妹がいることの楽しさや、

素晴らしさをよく知っています。

だからこそ、

息子が1人っ子であることに対する罪悪感みたいなのが、

つい最近まではありました。

でも、

ないもののことを言ったところで、

それが手に入るものではなく、

妊活に終止符を打ったときに、

息子を思いっきり育てよう。

そう思うように決めました。

昨日出会ったお母さん。

私とは形は違いますが、

あなたはあなたです。

うまくやろうなんて思わなくても良いですからね！

お嬢様ちゃん、

とってもお元気でしたよ。

一ヶ月、大変だったとは思いますが、

そのおかげで、

お嬢ちゃんはすくすくと成長されて、

お母さんのおっぱいをすごく美味しそうに飲んでおられました。

それだけで充分なんですよ！

お嬢ちゃん、にこやかな幸せそうな顔してました。

これから

上のお子さんに合わせた生活となり、

お嬢ちゃんを優先出来ないと悩まれる日が来るかもしれません。

また、上のお子さんの要求にお応え出来ない日も来るでしょう。

でも、できるだけ、

「しょーがない」

と思ってください。

お母さんの身体は一つしかないし、

無理なものは無理なんです。

そして、

年の近い兄妹なりの

素晴らしい特典がかならずあります。

自立するとか、

主張する力があるとか、

家でも遊び相手、喧嘩相手がいるから

退屈しないとか。

私は4人兄妹の2番めですが、

おかげさまでしっかりしました。

そして、兄妹に内緒で

私だけ贔屓してもらうようなことがあったときには、すごく嬉しかったり、

1人っ子では味わえない感情を沢山経験してきました。

そして、

私なんて、

今、1人っ子のお母さんな訳です。

でも、うまくできないんですよ。

2人だったら、

もっとうまく出来ないんだと思います。

じゃあ、どうしようか。

世間の声や、ネットのキラキラ発信。

ママ友の話。

その中で、

できるだけ優劣をつけないようにしています。

お子さんに優しいお母さん、

素晴らしいです。

でも、

お子さんの前で人間らしさを見せるお母さんも素晴らしい。

私の場合は、

不完全な自分を出す(自然に出てしまう)ことで、

少なくとも息子は私に対する親としての期待は低く、

(学校のことなど、息子の方がしっかりしている)

とても自立しやすい環境にいるのです。

昨日のお母さんが言ってらした

「うまく生活を回せるかわからない」の

「うまく」という言葉は、

必ず何かと比較してるんだと思うんです。

ご自身の理想と比較してる場合もあるし、

お友達や、ご家族との比較かもしれない。

ネットや本との比較かもしれない。

「うまく出来ないなあ」というのを笑えるならそれで良いのですが、

うまく出来ないと悩んでしまう時は、

ぜひ、

「私、何と比べてるやろ？？」

とご自身に聞いてみてくださいね。

そして、その、

「うまく」

の基準は

めちゃくちゃ人によってバラバラ

ですからね。

おむつ変えて、おっぱいあげて、着替えさせて。

100点をつけることも、30点をつけることも、

ご自分ですからね。

昨日会ったお母さん。

私からすると、

100点満点中、120点！

充分、充分。十二分！

お元気でいてくださいね。

そして、

悩み出したら、

口先だけでも良いから、

「私、頑張ってる」

そう、口に出してみてくださいね。

陰ながら、応援していますのでね！！