母親になるということ

この本、まだ読み始めたばかりですが、
なかなか面白ろそうです。

「女性は誰もが自分自身の心を、
            苦労して築き直して母となる」

そうそう!

出産直後はまだまだ夢見る少女で、
「絶対、いいお母さんになる」
なんて思っていたけど、
母親になり9年。

何度、心を築き直しただろうか。

イライラしては自分を
「母親に向いてない」と思い、

ヒステリックに当たってしまっては
「母親失格だ」と思い。

「1人になりたい」と思ったり、
「家事なんかせず、仕事だけしていたい」と思ったり。
そんな自分がすごく冷たい母親に思えたり。

それでも今日まで来れたのは、
自分と向き合い、
心を立て直したり、
考え方を変えてみたり、
諦めたり、
こだわらないようにしたり。

そうやって、
何度も何度も自分を築き直そうとするけど、
いつもの自分のクセが出てきたりもする。

なので、
「やっぱり私は変わることが出来ないのかもしれない」
なんて落ち込んでみたり。

それでも、
9年が過ぎ、
息子は
明るくてユニークな少年になってくれている。

少し気になるのは、
私が本気で怒る(好きにしたら?とその後は無視してしまう)と
息子が
とても悲しむこと。
そして、息子から謝ってくること。

そのときは、
息子から謝ってくれて勝負に勝ったような気がするけど、
私は息子の気持ちを私は理解しようとしたり、
尊重しようとしてるのかなぁ?
と思うのです。


「母親になること」


私にはまず、
「母親とは?」の定義が確立されていないから、いつも手探りなのです。

ただ、大切にしたいのは
息子は1人の人間であるということ。

ついつい、こちらの思うようにして欲しかったり、
期待通りにならなかったときには
自分の母親としての関わりに不安を感じる。

でも、

私が
良いと感じたり、
楽しいと感じたり、
嫌だと感じたり、
やりたくないと感じることが
息子にもあるということ。

そして、それは
一緒のはずがないということを忘れないように気をつけないといけないなぁと
思う訳です。

それがなかなか難しいんですがね。

自分が生きてきて、
「これは良かったから」とか、
「こうしておけば良かった」ってことを
大切な人だからこそ、
伝えたいし、そうして欲しい。

でも、
このことですら、
もしかしたら、
私の価値観を息子に押しつけてるだけなのかもしれないのです。

現時点の息子は
そんな話は全く興味なさそうです。

今やっていることの結果がわかればいいのに。
と思います。

育児って
「こうしたら、こうなる」
の答えがないですもんね、、、。

そんなことをぐるぐる考えても、
結局、答えなんて出ないですもんね。

ということで、

「母親になること」
「母親とは?」

については
しばらくは考えないようにしたいと思います。

この本を読み終わった頃には、
何か良いヒントが見つかるといいなぁ。



















あいちょ助産院

みんなちがって、みんないい

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