あと一年

皆さんは

「男の子は10歳になったら

父親や、先生、友達、社会に育ててもらう方が良い」という話を聞いたことがあるでしょうか。

ついつい母親はいつまでも手をかけてしまうところがあるらしく。

うちは一人息子。

理不尽に怒ってしまうこともしばしばある私ですが、

私は息子が大好きなのです。

先日、息子が9歳になった時に思ったことは、

「あと一年しかない、、、」

ということでした。

大好きな息子の自立を、

私が妨げてしまう可能性はものすごくあるのです。

10歳になったら

断腸の思いで息子を手放すつもりです。

(手放すと言っても、食事や、洗濯などのお世話はします。

ただ、私がとやかく言うのはやめようと思っています)

先日、

宿題のことを私がとやかく言っていることに

ムカついているという話をしてくれました。

この時はこんな日が来るなんて思ってもいませんでした。

「死んだらいいとまでは思ってないけど、

ムカついてる」

と穏やかに話してくれました。

えーーー！。

結構、ムカついてるやん！！。

それから私は宿題に関しては何も言わないことにしました。

だって、

「死んだらいいとまでは思わないけど」

って、

いつかそう思われるのか？

と思うと、

悲し過ぎる...

ランドセルに上靴です。

明日は月曜日。

今までの私なら出して、

洗いなさいと言ってましたが、

ほっておくことにしました。

社会に出て困らないようにと思って、

あれやこれや言ってきましたが、

やはり私は口うるさかったのでしょう。

大切に思うからこそ言ってしまうのですが、

息子にしたら、

自分を信じてくれてない感じがしていたのかもしれませんね。

ちょっと寂しくなるような話をしましたが。

とは言っても、

私が困っている時は必ず助けてくれます。

機嫌がジェットコースターの私と違って、

一度も断られたことがないのです。

私なんかより、ずっとずっと優しいのです。

育児はなかなか大変ですが、

やはり、尊いものなのかもしれませんね。