お金の話


先日、友人のご主人が
急にお亡くなりになるという
悲しい出来事がありました。

その友人とは
20年近くの付き合いになります。
8つほど若いその友人は
育児では先輩になります。

野戦病院のような
とても忙しい病院で
6年間一緒に働いた戦友です。

その友人はいつも落ち着いていて、
仕事でも、
プライベートでも、
育児でも、
いつも
私が教えてもらい、支えてもらっていました。


その友人から夜中に連絡がありました。
私が気がついたのは朝。

ただごとではないことが
すぐにわかりました。


その日の夕方、
家族3人でたこ焼きを作り、
ゲームをし、
ご主人がお亡くなりになったのは
その晩のことだったそうです。


私は友人に会いに行きました。


私に出来ることは
さまざまな手続きを一緒にすることだと
思ったからです。

私は家族を亡くしたときに
私が中心となり、
色々な手続きをしました。

一人で動いたので、
それがどれだけ孤独で悲しいものだったかを知っています。


友人は
これからどう動いて良いかわからないと言っていました。


そんなの当たり前です。


友人はこれから
息子さんと2人で生きていきます。


友人がせめてお金のことを心配せずに
生活していけるよう、
国や自治体から頂けるお金の手続きは早くしたほうが良いと思いました。
そしてその手続きの手伝いを私が一緒にしようと思いました。


縁起でもない話ですが、
私にも皆さんにも起こるかもしれない出来事なのです。


今日は
私が調べたこと、
感じたことで
皆さんにもお役に立てたらと思い、
そして、
この友人とご主人が
大切なことを教えてくれているような気がして、
ブログを書くことにしました。


皆さんに質問です。

☆マイナンバーカードは作っておられますか?

遺族年金をもらうにしても、
各手続きをするにしても、
「戸籍謄本」が必要になります。

本籍が現住所と違う場合は
その場所まで取りに行かないといけません。

突然のことで
やらないといけないとこは山積みです。

その時に
マイナンバーカードさえあれば、
コンビニで戸籍謄本を取り寄せることができます。

確定申告も電子申告する場合には必要になります。

まだまだカード化は普及してませんが、
今回のことで、
私は申請することにしました。

やってみたら
すぐ出来ます。
郵送でもオンライン(こちらの方が早いそうです)でも。


☆年金手帳の場所は夫婦で把握されてますか?

遺族年金、遺族厚生年金(ご主人が厚生年金を払ってこられた場合)の手続きには
年金手帳が必要です。

これは
手続きから最短でも
遺族年金の振り込みが始まるまで
4か月はかかります。


この書類の中に、
戸籍謄本があるわけなのですが、
ご家族を亡くされて悲しみの中、
書類を取りに動かないといけないのです。

大変なので、
代理サービスもあるそうですが、
相場は5.6万円します。

葬儀にも
100万円以上かかると言われています。

ただ、それは
すぐに決断しなくてはいけなくて、
最初の一社で決めてしまわれる場合も多く、
悲しみの中、
大金を準備しないといけないという
出来事も起こるのです。

後で知ったのですが、
もう少し費用を抑えることは
出来るそうです。
(小さなお葬式というところがいいと聞きました)


☆生命保険の内容は把握されていますか?

今日の写真は
昨年、
保険を見直したときのメモ書きです。

生命保険は
よく見直しをします。

説明を受けて
その時は納得したけれど、
書類を見直したら
イマイチよくわからない。


難しい言葉ばかりで、
とても不親切です。

でも今は
調べ直してから、
担当者さんに時間を取ってもらって
どんな保障なのか
把握していくつもりです。


生命保険は
ある程度の年数がこないと
払い込み料金より、
解約返戻金が上回ることが出来ないものがほとんどです。
(掛け捨ては別ですが)

なので、
自分で貯蓄する方が
良い場合もあったりもするのです。

ただ、私はもう入ってしまい、
あと9年支払って、
そこから解約金が逆転し出すので、
利率の高い貯蓄と思って
払い続けていこうと思っています。

掛け捨てタイプをどうするか悩んでいるところです。


☆貯金通帳、携帯などのパスワードを
夫婦で把握されてますか?


今、この問題でつまづいています。
いくら夫婦でも
簡単には
携帯のロックを外してもらえないんです。


ただ、ご主人が今まで撮りためていた写真をデータ化したいだけなのに。

そして、
携帯ショップは特別扱いしてくれません。
また、夫婦であること、
ご主人が亡くなられたことの
証明を持っていかないといけないのです。


私に出来ることなんて
ほんの少しのことしかないですが、
友人の力になれるように
これからも色々な制度や仕組みを調べていこうと思います。


そして、
今に感謝して
家族や大切なひとたちと
笑って、楽しく生きていこう。

そう思います。



























あいちょ助産院

みんなちがって、みんないい

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